こんにちは!
パリ手帖のYUKIです。
パリは30℃を超える真夏日が続き、本格的な夏到来。
パリのアパルトマンには基本的に冷房がない為、こんな日は公園で芝生の上に寝転びながらくつろぐのが1番です。
さて、私もさっそくピクニックに行ってきました!
今回行った場所は、パリの南西にあるセーブルという街の公園です。
そこからパリを一望できるんですよ♬
サン・クルー公園 Domaine national de Saint-Cloud
今回行った公園は、サン・クルー公園 Domaine national de Saint-Cloud。
パリの南西、セーブル Sèvres という街にある国立公園です。
位置的には、パリとヴェルサイユのちょうど中間くらいにあります。
サン・クルー公園・公式ホームページ(英・仏)
公園はとにかく巨大!
美しい手入れされた庭園もあれば、まさかここがパリ (正確にはセーブルですが) だとは思えないような森も拡がっていて、丸一日過ごすこともできます。
⬆️公園内には素敵なレストランやカフェもありました♡
画家アンリ・ルソーはこの公園を作品に残しています。
公園に入る門はたくさんある
公園に入る門はたくさんあるので注意です!
⬆️園内マップより
エッフェル塔などが一望できる展望台は、地図の中にある「★」の所です。
徒歩の場合
徒歩の場合、1番分かり易いのはセーブル焼きの美術館の所にある入口です。
上記地図、手書きの赤丸①です。
門の名前は「Grille de la Manufacture de Sevré」です。
ここから入ると、造園家ル・ノートル設計の素敵な公園を歩くことができます!
車の場合
車の場合は、グラン・リュ(大通り)に面して、車用の入口があります。
上記地図、手書きの赤丸②です。
門の名前は「Porte du Mail」です。
車の場合は門のところで通行料 €5.50 を支払う必要がありますが、エッフェル塔の見える丘の上に車を停められるので非常に便利です。
⬆️エッフェル塔の見えるピクニックエリアのすぐ隣に駐車場があります。
私の場合
今回、私はうっかり車用のエントランスを通り過ぎてしまい、戻るのが面倒だったので、公園の外に駐車して歩いて公園に行きました。
偶然、目の前にEscalier Saint-Louis(サン・ルイ階段)があったのでそこからひたすら階段を上って行ったのですが、意外にも素敵なルートを発見!という感じで素敵でした。(ぜひ動画を見てください♬)
⬆️サン・ルイ階段の入口。1800年代、ここに鍵が掛かった木の扉があって、鍵を持っている数人だけが使えた階段でした。
⬆️永遠に続くかと思うほど上った階段。保冷剤がたっぷり入ったピクニックバスケットを持っていた為、汗だくになりました・・・私ではなく友人が・・・。
公園の入口は、上記地図、手書きの赤丸③から入りました。
でも、公園の入口までがわかりづらくて階段を上るのも大変!
車の場合は、公園内展望台近くの駐車場に停めるのがベストです。
YouTube動画あり
パリ市を一望
この展望台からは、エッフェル塔だけではなく、モンマルトルの丘にそびえるサクレクール寺院や、モンパルナスにある高層ビルモンパルナスタワーも見ることができます。
動画を見た方は3つとも見つけることができたでしょうか?
ここで答え合わせです!
左から、
モンマルトルの丘 (標高130m)に建つサクレクール寺院(高さ83m)
エッフェル塔(高さ324m)
モンパルナスタワー(高さ210m)
⬆️こうやって見ると「モンマルトルはパリで1番高い丘」というのがよくわかりますね♬
エッフェル塔を真近に見ながらピクニックできるところといえば、エッフェル塔の麓にある シャン・ド・マルス公園 Champ de Mars が有名ですが、私はこのサン・クルー公園から見るパリの街も大好きです。
エッフェル塔が見えるだけで、「あ〜パリ〜♡」となってテンションも上がり、本当に美しい!
エッフェル塔は、パリを語る上で欠かせない場所ですよね♡
エッフェル塔は毎日、日没後の毎時00分から5分間、キラキラに輝くシャンパンフラッシュという時間があります。
まるでシャンパンの泡が弾けるように見えるので、そう呼ばれているのですが、とってもロマンチックなんですよ。
⬆️エッフェル塔のシャンパンフラッシュ
ただ、今の時期は日の入りが22時頃。
22:30くらいまで明るさが残っているので、なんと、エッフェル塔のシャンパンフラッシュは23時スタートになります。
公園は22時クローズなので、ここではシャンパンフラッシュは見れないので気をつけてくださいね。
閉門時間に注意!
さて、サン・クルー公園は22時クローズ。
門にもしっかりそう書いてあったのに、21時50分に出口に行ったらすでに鍵がかかっていて、大勢の人が閉じ込められてしまいました。
どうやら早めに1度門を閉めて、再度巡回して再び鍵を開けるスタイルのようです。
ただ、たくさんの門がある為、係の巡回はいつ来るかわかりません。
21:50前には門を出るようにしたほうが良さそうです。
公園の閉園時間は季節によって変わるので注意です。
ということで、私たちも少し待っていたら、係がドアを開けてくれました。
あ〜ビックリした!
セーヴル焼き
さて、このセーヴルという町は、セーヴル焼きでとても有名です。
公園の隣に美しい建物の国立セーヴル陶磁器美術館 (セーヴル焼)があります。
国立セーヴル陶磁器美術館 (セーヴル焼)・公式ホームページ(英・仏)
陶磁器といえば、ドイツのマイセンが有名ですが、フランスでもルイ15世の時代に、ポンパドール夫人の支援を受けて、パリとヴェルサイユの中間に位置するセーヴルに、王立の陶磁器工房ができたそうです。
現代でも、パリからヴェルサイユ宮殿へ、車やツアーバスで行く際には、この美術館の前を通ります。
セーヴル焼きの陶磁器は、古くは王侯貴族の為に、今はフランス国家の晩餐会などに使われていて、制作されている数が非常に少なく、クオリティを重視している「美術品」という立ち位置です。
高級ジュエリーのヴァン クリーフ&アーベル Van Cleef & Arpels のアルハンブラシリーズにも、限定でセーヴル焼きのデザインが発表されていました。
公式ホームページに製造過程が掲載されていました。
ヴァン クリーフ&アーベル Van Cleef & Arpels 公式ホームページ
アルハンブラシリーズ・セーヴル焼き
美術館は、現在入場制限や、営業時間を変更している場合があるのでお気をつけください。
今回行ったピクニックでは、周りにほとんど人がいなかったので、久しぶりにマスクを外し、開放感に満たされました。
30℃を超える暑さの中、慣れないマスクを頑張ってしているフランス人もたくさんいます。
日本の厚生省も熱中症対策で、2m以内に人がいない場合はマスクを外すように指示しているようですね。
世界中がみんな手探りで、ベストの方法を模索しているんだなと感じます。
なんとか夏のバカンスシーズンを、安全に楽しみたいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました♡
こんにちは
Instagramから来ました
家にいながらに、パリの街を散策した気持ちにさせていただきました✨
わあ♡サイトも見てくださってありがとうございます!!!とっっっても嬉しいです!!!