こんにちは!
パリ手帖のYUKIです。
ずーっと閉まっていたパリの公園が、5月30日に2ヵ月半ぶりにオープンしました♬
公園が再オープンしたのは本当に嬉しい!
ということでさっそく、6月の中頃、大好きなモンソー公園へGO!
公園がオープンしたら、1番最初に行く公園はモンソー公園にしようと決めていたんです。
以前この近くに住んでいた頃、毎日散歩していた公園なので、私にとってとても大切な場所。
モンソー公園からシャンゼリゼを通り、エッフェル塔が見える所までのお散歩ルートは私の定番でもあります♡
このコースは、市民の生活と観光地を両方見れるので、観光でいらした方にもオススメですよ♬
今回のテクテクルート
YouTube 動画あり
上記のルートのお散歩動画です。
Malesherbes マルゼルブ 駅
モンソー公園の最寄駅は、メトロ2号線 Monceau(モンソー)駅なのですが、今回降りた駅はメトロ3号線 Malesherbes(マルゼルブ)駅。
私はこの駅が大好きです。
駅の広場にあるアレクサンドル・デュマと三銃士の像が目を惹きます。
⬆️アレクサンドル・デュマと三銃士の像
⬆️この通り(avenue de Villiers) の98番地に、小説「椿姫」を書いたアレクサンドル・デュマの息子さんが暮らしていました。
この通りの近くには、ドビュッシーが暮らしていた家も残っています。
また、経済博物館の前には、フランスの昔の女優サラ・ベルナールの像もあります。
⬆️サラ・ベルナールの像と経済博物館
サラ・ベルナールはフランス人なら誰しも知っている往年の女優で、この近くで家族に看取られて亡くなったそうです。
奥にある経済博物館(昔のフランス銀行)は、物語にでてくるお城のようなフォトジェニックな建物です。
5月には、街路樹のマロニエのお花が満開になり、とってもきれい!
残念ながら今年はロックダウンしていたので見れませんでしたが・・・
⬆️マロニエのお花
モンソー公園
久しぶりの公園は、今までと変わらない穏やかな時間が流れていて嬉しくなりました。
ただ、いつもは美しく手入れされている花壇にお花がまったくなかったり、芝生が伸びている場所があるのを見ると、公園の門が2ヵ月半の間閉まっていたことを思い起こさせます。
さて、パリの公園は門の開閉する時間が決まっているので要注意!
⬆️門に時刻が書いてあるので確認するのをお忘れなく
OUVERTURE オープン
FERMETURE クローズ
通常は、係員がきちんと見回りをしてから閉門するのですが、ここはフランス。
うっかり閉められしまうと大変です。
私は1度、閉門より30分早く鍵を閉められてしまい、通りかがりの人に助けを求めてなんとか外に出ることができたことがあります。
この公園ではなく、とっても小さな公園だったのですが、ものすごく焦りました。。。
2019年にパリが46℃の猛暑になった時は、政府が24時まで公園の利用を認めた為、夜遅くまでピクニックする人がたくさんいました。
⬆️2019年42℃の日のモンソー公園の夜
夏は22時頃まで明るいので、仕事帰りに待ち合わせて、ピクニックしている人もたくさんいます。
ドーム型の建物はWC。比較的綺麗で無料です。
お手洗いの場所が分かりやすく、明るい場所にあるのは安心です。
⬆️公園の管理事務所とWC
⬆️正面に凱旋門が見える門から、まっすぐ15分歩くと凱旋門に到着します。この道の途中に日本大使館もあります。
公園の周りは各国の在仏大使館が多い場所でもあり、高級住宅街なので美しい建物を見るのも、この公園を訪れる楽しみの1つ。
⬆️公園内にカフェがありませんが、小さな売店で簡単なものは買えます。
印象派の画家モネが描いたモンソー公園が、住友コレクションのサイトで1作品公開されています。
住友コレクション 泉谷博古館 クロード・モネ 「モンソー公園」
Rue Poncelet Market Street
テルヌ駅近くにある、月曜以外オープンしているマルシェは、高級食材を扱っているので値段は少しはりますが、美しい果物や野菜、お肉屋さん、お魚屋さんがあり、お惣菜もあって、持ち帰りできます。
⬆️フルーツが輝いている!
並びにはフランスのスターシェフ Cyril Lignac シリル・リニャック のパティスリー(ケーキや洋菓子を扱うお店のこと)もあります。
⬆️外観の工事中でしたがお買い物はOK
サイトのケーキを見るだけで目の保養になりますよ♬
La Pâtisserie Cyril Lignac(ラ・パティスリー・シリル・リニャック)
https://www.gourmand-croquant.com/fr/
※彼のパティスリーは市内に10件くらいあります
彼は、フランスのロックダウンが始まってすぐに、リモート中継の料理番組をスタートしました。
自宅のキッチンから、セレブや一般人など5人くらいと中継して、1時間以内に夕食とデザートを作ります。
⬆️こんな感じの番組です
フランスはスーパーや薬局などの生活必需品以外のお店が全てクローズしたので、月曜から金曜まで毎日違う献立で、一緒に1から料理を作れるこの番組は大人気でした。
生中継ならではのハプニングとか、出来上がったものが全然違う見た目になっていたり、勝手にアレンジを加える人がいたり、私も大好きな番組です。
生中継中、自由なフランス人を笑顔でまとめて誘導し、1時間以内にデザートも含めて作り上げるというシリル・リニャックのイケメンぶりにすっかりファンになってしまいました。
今もまだ放映していて、もし気になる方は、シリル・リニャックは番組中継と同時にインスタライブ中継もしているので、世界中どこからでも見れますよ。
月曜〜金曜 18:45〜19:45フランス時間 (日本だと夜中の1:45〜です)
シリル・リニャックのInstagram https://instagram.com/cyril_lignac?igshid=1fj6fpj4luctm
番組のサイトもあります https://www.6play.fr/tous-en-cuisine-avec-cyril-lignac-p_16703
シャンゼリゼ大通り
説明する必要がないくらい有名なシャンゼリゼ大通り。
フランスのロックダウン後の5月の終わりに行った時は、平日にもかかわらず車も人出も少なかったのですが、6月の中旬にはかなり賑やかになっていました。
それでも、コロナ以前の賑わいに比べると、まだまだ落ち着いています。
シャンゼリゼは、凱旋門からコンコルド広場までまっすぐ全長約2㎞の大通りです。
都市計画上、凱旋門は少し高台に建てられているので、このお散歩ルートで歩くと、凱旋門からシャンゼリゼ大通りは緩やかな下り坂になるので楽に歩くことができます。
パリに住んでいると、日常生活の中で行くことはあまりありませんが、やはり美しい大通り!
毎月第一日曜日は歩行者天国になります。
観光でいらした方は、凱旋門、ルイ・ヴィトン本店、などを目当てに行く方も多いと思います。
シャンゼリゼ大通りには、高級店だけではなく、ZARAやH&Mなどのカジュアル衣料、ファーストフード、サンドイッチ屋さん、マカロンのラデュレやピエール・エルメもあるので、予算に応じた過ごし方ができますよ。
フランスでマカロンは、ラデュレ派かピエール・エルメ派に分かれることが多いので、食べ比べてみるのも楽しいです♬
ちなみにマクドナルド内のマックカフェにもマカロンやカヌレがあって面白いです。
⬆️マクドナルドのマカロン
個人的なオススメはApple store!
邸宅を利用しているので、店内に入るととても素敵です。
⬆️Apple storeの天井が高くて綺麗
スーパーMonoprixもシャンゼリゼにあります。
このシャンゼリゼの店舗の半地下の所には、お土産になる雑貨やお菓子が取り揃えてあるので、お買い物しやすいのが特徴です。
2019年3月には、ギャラリーラファイエット(デパート)もシャンゼリゼにオープンしています。
オペラにあるギャラリーラファイエットとは嗜好が違って、扱っている商品はハイブランドばかりのセレクトショップのようなイメージ。
毎月展示のテーマが変わり、Instagramを使って宣伝をしているので、自由に写真を撮っていいそうです。
店内はフォトジェニックなスポットがたくさんあるので楽しいです。
店員さんはインスタグラマーやモデルなどのオシャレさん達。
半数以上がオシャレの相談に乗ってくれるパーソナルスタイリストなので、好みのファッションをしているスタッフに相談するのも楽しいです。
みんな気さくで、おしゃべりが楽しかったですよ。
地下には食料品も少しだけ扱っていました。
ちなみにWCも地下にあります。
男女兼用なので、男性が並んでいてもビックリしないように・・・
⬆️更衣室がピンクでかわいい♡
Galeries Lafayette の 公式Instagram
https://instagram.com/galerieslafayettechampselysees?igshid=1ooxoc5xy9cq3
シャンゼリゼにはディズニーストアもあります。
⬆️パリ限定品はお土産に人気!
パリは、歩いているだけでワクワクする街。
長い歴史の中で、疫病が流行った時は何度かパンデミックが起きているので油断はできませんが、1日も早く自由に安全に旅行を楽しめる日が戻ってくるといいなあと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました♬